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■「社団法人美濃陶芸協会」は公益社団法人化に伴い、「公益社団法人美濃陶芸協会」と名称を変更いたしました。省略形は「(公社)美濃陶芸協会」となります。今後ともよろしくお願い申し上げます。くわしくはこちら
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「赤とんぼ」、「ペチカ」、「からたちの花」、「この道」など、お馴染みの名曲を生んだ作曲家の「山田耕筰(こうさく)」は、明治19年(1886)6月9日に東京都文京区で生まれました。彼は、童謡から歌曲、交響曲、オペラまで、日本音楽史に燦然と輝く数多くの作品を残しました。また、日本初の管弦楽団を設立し、交響楽やオペラなど西洋音楽の普及にも努めました。のちに「NHK交響楽団」となる「日本交響楽協会」も設立しています。指揮者としても世界各地で演奏会を催し、欧米諸国でもその名が知られています。これらの功績により、昭和31年(1956)に「文化勲章」を受章しています。多才多芸な人で、1955年に公開された映画「ここに泉あり」や、1961年の映画「夕やけ小やけの赤とんぼ」に、どちらも本人役で出演しています。また、大正8年(1919)、食品会社「ラクトー」創業者の「三島海雲」から新製品の商品名の相談を受けて、いくつかの候補の中から、音楽家らしく「最も響きがよく、大いに売れるだろう」と「カルピス」を選んだとされています。驚くべきことに、彼は「オリンピック」にも出場しているのです。実はオリンピックにはかつて「芸術競技」という部門がありました。種目は絵画、彫刻、文学、建築、音楽で、スポーツに関する題材で制作し、芸術性を競ったそうです。この芸術競技は1912年の「ストックホルム大会」から、1948年の「ロンドン大会」まで7回実施されました。山田耕筰は、1936年に開催された「ベルリン大会」の「芸術競技」の音楽種目に出場して「陸軍行進曲」を発表しましたが、残念ながら選外となり、メダルは取れなかったそうですよ。(2023.6/1)