10月13日は「サツマイモの日」です。最近、訪日外国人(インバウンド)の間で、日本の「焼き芋」がスイーツ感覚で楽しめるヘルシーな日本食として大人気になっています。中でも「紅はるか」という品種の「サツマイモ」は、焼き芋にすると中身が濃い黄色になり、蜜があふれるほどの強い甘みとしっとりした食感となり、現在最も人気のある定番品種だそうです。また、コンビニやスーパー、軽トラ販売で手軽に買える点も支持されています。サツマイモは中南米が原産で紀元前から食べられていました。それが大航海時代の16世紀頃にヨーロッパへ伝わり、その植民地の東南アジアで広まり、さらに中国→琉球→薩摩と17世紀頃に日本へもたらされました。「サツマイモ」は「薩摩藩から広まった芋」を意味しています。特に江戸中期頃より、八代将軍「徳川吉宗」の命によって飢饉を救う作物として、関東一円で栽培が奨励されました。こうして、甘くホクホクして腹持ちのよい「焼き芋」が江戸で大ヒットし、「九里四里うまい十三里」のキャッチコピーが生まれたのです。「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」という言葉遊びで、江戸からサツマイモの一大産地「川越(現・埼玉県川越市)」までの距離がちょうど十三里(約52km)だったことから出来たシャレ言葉です。そして川越は河川を利用した「舟運」が発達していて、川越の「新河岸川(しんがしがわ)」→「隅田川」のルートで大消費地の江戸へ直結出来たのです。(2026.10/1) |