「卓男賞」は、故加藤幸兵衛(五代)の遺徳と功績を讃えることを目的とした事業からの寄付金をもって基金を設置し、優れた作家活動と美濃陶芸の育成に尽くした事績に対して贈られる賞です。
昭和58年に「第1回幸兵衛賞」として始まり、平成23年から「卓男賞」に名称を変更しました。

卓男賞 / 坂﨑重雄氏 大正11年1月3日生まれ 91歳(多治見市御幸町在住)
多治見市名誉市民

● 坂﨑重雄氏は、多治見市商工会議所会頭をはじめ多くの要職を歴任して陶磁器産業を強力に牽引され、さらにセラミックパークの建設や国際陶磁器フェスティバル美濃の立ち上げに指導力を発揮されるなど、美濃陶芸の発展に尽くさた功績は顕著であります。また、美濃陶芸協会の法人化には多大なお力添えをいただきました。
卓男賞 / 加藤保幸氏

昭和17年12月17日生まれ 70歳(土岐市下石町在住)
現在・(公社)美濃陶芸協会監事


● 日工会展、朝日陶芸展、陶芸ビエンナーレ、国際陶磁器フェスティバル美濃、美濃陶芸展中日奨励賞、東濃信用金庫永年保存事業選定、平成7年日展初入選以来12回入選(現在、日展会友)など数々の賞歴を持ち、美濃陶芸の育成・運営に多大に尽くした事績により。




「桔梗賞」は、昭和40年に「第1回記者クラブ賞」として始まり、平成11年第35回から「桔梗賞」に名称を変更しました。
活躍著しい中堅・若手の作家に贈られる賞です。
桔梗賞 / 加藤明子氏 昭和19年10月28日生まれ 68歳(土岐市駄知町在住)
現在・(公社)美濃陶芸協会理事

● 土岐市文化祭美術展市展賞受賞、日本現代陶彫展入選、国際陶磁器フェスティバル美濃、日本新工芸展入選以後連続入選(平成13年東海新人賞受賞)、肥後大津女流陶芸展奨励賞受賞、平成11年日展入選以来6回入選、日本ユーモア陶芸展入選、平成19年岐阜県芸術文化奨励賞受賞、美濃陶芸永年保存作品選定など数々の賞歴を持ち、女流中堅作家としての活躍は顕著なものである事績により。


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