「卓男賞」は、故加藤幸兵衛(五代)の遺徳と功績を讃えることを目的とした事業からの寄付金をもって基金を設置し、優れた作家活動と美濃陶芸の育成に尽くした事績に対して贈られる賞です。
昭和58年に「第1回幸兵衛賞」として始まり、平成23年から「卓男賞」に名称を変更しました。

卓男賞 / 加藤智子氏 受賞理由 ● 氏は地元陶芸家の育成や庄六賞茶盌展の創設に私財を投じて尽力され、美濃陶芸の発展に尽くされた功績は顕著であります。また美濃陶芸協会の運営には外部より様々なご協力をいただきました。

ヤマカ興産株式会社社長 (多治見市本町在住)
紺綬褒章・岐阜新聞大賞・旭日双光章他受賞
現在・多治見商工会議所副会頭 / 岐阜県経済同友会代表幹事他


卓男賞 / 西 功一 受賞理由 ● 長年にわたり練上げの技法を研究、“発砲スチロール抜き”と命名された新しい成形技術を発明して練上げ技法による表現の幅を広げた。

陶芸作家(関市下之保在住)
宇都宮大学大学院修了、朝日陶芸展奨励賞特別賞・日本新工芸展都知事賞・国際陶磁器展美濃’89審査員特別賞・美濃陶芸大賞・関市立桃紅美術空間にて「西 功一作品展」 
現在・(公社)美濃陶芸協会副会長 / 日本工芸会正会員



「桔梗賞」は、昭和40年に「第1回記者クラブ賞」として始まり、平成11年第35回から「桔梗賞」に名称を変更しました。
活躍著しい中堅・若手の作家に贈られる賞です。
桔梗賞 / 青山貴秀 受賞理由 ● 手びねりによる成形技術には定評があり、釉薬の研究と合わせて独自の世界を確立しつつあり、中堅作家として活躍が顕著である。
陶芸作家(中津川市蛭川在住)
多治見工業高校専攻科卒、美濃陶芸大賞・国際陶磁器展美濃‘02審査員特別賞・美濃陶芸作品永年保存選定 
現在・(公社)美濃陶芸協会理事 / 日展会友


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